『East meets West 軽井沢』Vol.4 ~ 長野県伝統工芸品 軽井沢彫り ~
07/2000
その昔、軽井沢彫りは明治41年、軽井沢に住む外国人の生活様式に合わせた家具を作るため、清水兼吉、川崎己次郎が日光から日光彫りの職人を招いて創業しました。
東洋の日本人が西洋の文化に触れ、木地師と呼ばれる家具職人が組立に必要な切断・削り・あり・ほぞ等の加工をして組み立て、そして一度分解されて彫り師に託すそうです。
その後彫り師の手によって彫刻された木地は、再び木地師によって組み上げられ完成するのだそうです。
今、軽井沢彫りを造り続ける方たちが、西洋のアールヌーボーのデザインを現代の軽井沢彫りの家具に表現しようとしているそうです。
来年の春にはその家具に逢うことが出来るとお聞きしました。冬の軽井沢はマイナス14度にもなるそうですが、ぜひ逢いに行きたいと思います。
以前から、私はこう思っていました。
「無垢の家具を造る事は、大切な木材を伐採しなければならない。それは貴重な資源の無駄遣いになるのか?」と….。
けれど、やはり何世代先にでも受け継いで行くことの出来るデザインとクオリティーを持つ家具を追求することで、本当の意味で資源を活かす事が出来るのではないかと。
私たち Signature Store も自分たちの目で確かめて、良い物だけをお届けしたいと考えています。
(有)大坂屋家具店
長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢629
Phone:0267-42-2550
http://www.osakaya-f.co.jp/
軽井沢彫りシバザキ
長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢750
Phone:0267-42-2468
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