『East meets West 軽井沢』Vol.3 ~軽井沢の鹿鳴館 旧三笠ホテル~

07/2000

P1010075この旧三笠ホテルは、実業家の山本直良氏、(作曲家の山本直純氏のゆかりの方)が創業。

1904年(明治37年)に着工して、翌38年の竣工しました。 設計は、アメリカで建築を学んだ岡田時太郎氏で、日本人の手による「純西日本式木造ホテル」として国の重要文化財に指定されています。

 

P1010076当時としては、伝統のシャンデリア照明や英国製のカーペットをインテリアに使用し、トイレも英国製タイルで水洗式を採用した最高の建物であったそうです。

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鶴と松を組み合わせた浮き彫りのカーテンボックスと太い緑の窓枠。
幾何学模様のガラス窓。
天井にも手の込んだ装飾が見られ、その荘厳さと美しさに見とれてしまいます。

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宿泊者も、近松文麿・渋沢栄一・大隈重信と歴史の教科書で学んだ、日本を代表する政財界人が数多く利用していたそうです。

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2000-08-22 | Posted in Journey, 国内No Comments » 

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