天然木の特徴
1.色の変化
時間が経過する中で陽の光(直射日光だけではなく室内の壁からの反射光なども含め)や照明器具の光線による影響や、ワックス掛けなどお手入れの状況から少しづつですが独特な色合いに変っていきます。
店頭でご覧頂く商品は展示開始から数ヶ月経っている家具がほとんどです。
(シグネチャーストアの店頭には3年以上時間が経過している家具も展示しています。)
展示期間の長い家具ほど色が濃く表面には艶も出ていますので、お届けして直ぐにご覧頂く家具の色とはまったく違う色、場合によてっは違う樹種の家具が届いてしまった!とお感じになるかもしれません。
特にチェリー材やパイン材は色の変化が早い材料のため、お届けから1ヶ月ほどすると色の変化を感じることができます。
同じチェリー材でも、展示3年以上経過している右の家具と、箱から出したばかりの左の家具では、ここまで色の違いがあります。
2.反りや割れについて
無垢材の家具は割れやすいという性質を持っています。
無垢材はたとえ材料の板になって家具に姿を変えたとしても空気中の湿気を吸ったり放出したりを繰り返しています。(家具になっても材料はまだまだ生きてい るんですね。)この状態を繰り返すうちに置かれている環境にもなれて、最終的には木が乾燥して締まってきますが、季節によって冷暖房を使用する室内では特 に狂いや割れが発生しやすくなります。
COCODECLASS
パイン材
原産地:ロシア
特 徴: お届け時は白っぽい黄色をしていますが、時間が経つにつれ艶やかな深みのある飴色に変化していくのがパイン材の特徴です。
経年変化により10年後には全く違う木のように見えるほど色艶が増す様子は、人間が歳を重ねていく姿にも似ています。このようなパイン材家具の味わい深い色合いの変化が根強いパイン人気の理由です。
ちょっとした衝撃でもへこんだりしますが、そのやわらかさが天然のパイン材にしかない木肌の手触り感やぬくもり感を与えてくれる理由でもあります。