梅雨と真冬の・・・ ポルターガイスト?

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台風が去った後の東京の空は雲ひとつ無い青空が広がりました・・・。
ここ数日の大雨や風で被害を受けられた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、最近John Kell Furnitureを展示している青山のお店が時々騒がしくなる日があります。

ばきっ
ばきばきっ

そう、John Kellyの家具は芯の芯まで無垢材でできているので、設置して1年未満の家具たちは梅雨に入ると湿度に応じて伸び縮みすることがあります。
もちろん家具材として十分に乾燥させた材で製造していますが、日本は世界に胸を張って誇れるほどの「高温多湿」の国ですし、何より天然木無垢材で仕上げた家具は家具の形になっても素材の「木」は生きていますから環境によっては動きたくなります。
そしてその時に出る音が上のような「ばっき!」という音。

「けしてポルターガイスト現象ではありませんのでだいじょうぶですよ。」

などと店頭でお客様に説明をさせて頂いていますが、5月と6月に新しく3商品の展示を始めたので今年の梅雨はお店の中で家具たちが合唱をしているの?と思うほど同じタイミングであちこちで「ばき!」と声をあげています。

この現象に慣れているはずの私でもさすがに「ドキッ」とすることがありますから住宅の空間でお使い頂いているお客様はびっくりされるかもしれませんね。

ご購入されて春夏秋冬と1年が過ぎるとお客様のお部屋の環境に家具が慣れてきますので、だんだんと木も暴れたり(無垢材の木が反ったりねじれたりすることを業界では「暴れる」と表現したりします。)動いたりしなくなるのですが。
毎年6月から7月の梅雨の時期と、真冬の乾燥が激しい室内では新しく仲間になった家具たちが「ばきばき」と騒いで少し賑やかになる季節。

そんな時はワックスを掛けて表面をしっとりさせてあげると家具たちも落ち着くようです。

wax-top 家具お手入れ用ワックス

ファクセWAX 3,500円(税別)

 

 

 

 

2014-07-11 | Posted in FurnitureNo Comments » 

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